企業が事業拡大を行なう場合、不可欠になってくるのがスピードです。
いかに着々と事業が拡大していっても、その歩みが捗らなければビジネスの競争では他社に呑み込まれていってしまいます。
そこで注目したいのがDM（ダイレクトメール）を活用した事業拡大のスピード向上なのです。
DMのサポートは事業拡大をスピード向上させる
なぜ、DMを活用すると事業拡大のスピード向上が可能になるのでしょうか？
企業や個人事業で事業拡大のスピードを向上させるには、「ターゲット顧客を絞る」＋「顧客の消費活動を促す」ことがポイントになります。
この２点を効果的にサポートしてくれるのがDMなのです。
DMのリスト作成がカギ
リストとは「DMを誰に送るか？」を決定する顧客リストを指します。
この顧客リストが的確であれば、事業拡大のスピードは一気に向上するといわれるほど重要なポイントです。
顧客リストには「アクティブリスト（既存顧客＋見込み顧客）」・「インアクティブリスト（休眠中の顧客）」の２種類があります。
つまり、的確なリスト作成により、すでに顧客となってくれている消費者や顧客となる高い可能性を持つ消費者、過去には顧客であった消費者をより抜いてDMを送ることにより、事業拡大のスピード向上をもたらす購買行動を呼び込めるというわけです。
DMはレスポンス分析ができる
DMの大きなメリットが「消費者のレスポンスを分析できる」という点です。
テレビＣＭや紙媒体の広告宣伝では難しい消費者のダイレクトな反応や反響を数値を基盤に綿密に分析できるのがDMの特徴といえます。
たとえば、DMを利用した《２ステップ方式》の手法もその代表的な例のひとつです。
DMの《２ステップ方式》とは、直接的にDMで商品（製品）の購入やサービスの利用を促すのではなく２段階に分けて購買行動へと導くものです。
一例を挙げると１段階目では無料サンプルを請求できるというアンケート付きのDMを送付し、その反応によって見込み顧客のリスト作成を行ない、２段階目でより購買行動に結び付きやすいDMを送るという方法などがあります。
この手法では、無料サンプルのみが目的の消費者と商品（製品）の購入やサービスの利用が目的の消費者を分類することができ、より消費活動の可能性が高い顧客を選り抜いて消費活動を促すことが可能になります。
さらに、不特定多数の消費者のなかから顧客となる可能性が高い消費者を絞り込んでターゲットとすることができるわけですから、事業拡大のスピード向上に大きな効果を得られるというわけです。
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