DM（ダイレクトメール）も良いが、やはり売上ＵＰのための広告宣伝といえばテレビＣＭのほうが優れているでは？と考えている企業や個人事業会社の経営者様も少なくないでしょう。
ここでは、強烈なインパクトと宣伝効力があるといわれるテレビＣＭとDMについて、その費用とメリットの面から比較してみたいと思います。
DMは狭く深く、CMは浅く広くで勝負
DMのメリット
- お客様に対してダイレクトに商品やサービスを宣伝することができる
- 商品やサービスの購買層を絞ってピンポイントとアピールできる
- 少ない費用で大きな効果を期待できコストパフォーマンスが良い
テレビＣＭのメリット
- 強いインパクトを持ち、一般消費者に対する到達力に優れている
- ブランド認知力および商品やサービスの認知力をアップさせる効果がある
- 広いマーケットに対して一気に商品やサービスを宣伝することができる
上記の点から限られた客層に対してターゲットを絞り、ピンポイントで商品やサービスをアピールできるのがDM、広い客層に対して強いインパクトと到達力で商品やサービスをアピールできるのがテレビＣＭということができます。
ケタ違い！？DMとテレビCMの費用を比較
DMもテレビＣＭもその費用はまさに「ピンからキリまで」で単純に比較することはできません。
ここでは分かりやすく具体的な費用の一例を挙げてDMとテレビＣＭの比較をしていきましょう。
DMの費用（３万通発送した場合）
- 両面フルカラー印刷ハガキ…＠45円×30000件＝135万円
- 前面フルカラー圧着ハガキ…＠50円×30000件＝150万円
- 定形フルカラー圧着タイプ…＠75円×30000件＝225万円
- Ａ４フルカラー圧着タイプ…＠80円×30000件＝240万円
- 定形封筒サイズ(チラシ封入) …＠70円×30000件＝210万円
テレビＣＭの費用（一例）
- テレビＣＭ製作費…1000～2500万円
- テレビＣＭ放映料…200～500万円（※ローカルCM×100回）
上記の例から、一般的なDMを３万通程度発送した場合の費用は150～200万円程度と考えることができます。
仮に10万通のDMを発送したとすると、その費用は500～650万円程度になるという計算になります。
一方、テレビＣＭの費用は低コストで制作・放映した例を挙げています。
一般的にメジャーなテレビＣＭ制作には2500万円から1億円程度の費用が必要といわれています。
上記例の1000～2500万円はかなりコストを抑えたシンプルなＣＭといえるでしょう。
また、ＣＭ放映料に関しては地方のローカル局で15秒程度のＣＭ1本当たりが1万5000円～6万円程度となりますので、100回程度の放映で200～500万円程度のコストが掛かることになります。
ただし、地方のローカル局での放映となると視聴者エリアが限定されますので、大きな効果を狙うためにはやはり全国放送の局を使用することになり、そのＣＭ放映料は1回が40～75万円程度、100回放映したらとたら4000～7500万円程度と高コストになってしまうでしょう。
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